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お産は、女性が自らの命をかけて行う、崇高な仕事です
産婦人科医、助産師をはじめ、産科スタッフは、母子の安全を見守る仕事をしています
100年前の1900年頃、日本では、出生10万当たり 400人の方が妊娠分娩に関連して
亡くなられていました。今の埼玉県に当てはめると、県内で、毎年約250人の妊産婦さんが
亡くなられるということになります(埼玉県の出生数は、約 6万2千人)。
その後、教育、生活、医療水準の向上などにより、妊産婦さんが亡くなる率は減少し、
1950年には、2分の1以下になりました。
その頃のお産は、ほとんどが自宅分娩でした。ところが、1955年から1985年にかけて、
自宅分娩が急速に減少し、代わって産婦人科医が分娩に立ち会う病院・診療所での分娩
が急速に増えるにつれて、妊産婦さんが亡くなる率が劇的に減少し、2004年(平成16年)
には、出生10万当たり、4.3と、100年前の約90分の1、50年前の約40分の1にまで
減少しました。
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年 |
出生10万当たりの
妊産婦死亡率 |
今の埼玉県に当てはめた時の
年間妊産婦死亡者数(人) |
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1950年(昭和25年) |
176.1 |
109. |
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1955年(昭和30年) |
178.8 |
111. |
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1965年(昭和40年) |
87.6 |
54. |
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1975年(昭和50年) |
28.7 |
18. |
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1985年(昭和60年) |
15.8 |
9.8 |
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1995年(平成 7年) |
7.2 |
4.5 |
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2004年(平成16年) |
4.3 |
2.7 |
お産は、母体にとって決して安全なものではありません。
まさに女性が自らの命をかけて行うものです。
妊産婦死亡率が激減したのは、産婦人科医、助産師をはじめ、産科スタッフが
妊産婦さんといっしょに弛まぬ努力を積み重ねた結果です。
産婦人科医会の会員(産婦人科医)は、これからも母子の安全のために、
尽力いたします。
参考資料
日本の母子保健政策 国際協力事業団 藤崎清道
妊産婦死亡
率の年次推移
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